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「広場恐怖」という一種の症状があるのですが、これはパニック発作を心配してしまうがために、ある特定の場所などにいれなくなってしまうというものです。ある特定の場所というのは電車や車、バスなどの乗り物全般も含まれています。
心理療法の一つである「行動療法」などでは、徐々に苦手な場所に身を置きながら慣れていく、というステップを踏み不安を和らげ解消していきますが、いきなりその場に身を置くこと自体が難しいと感じることも少なくありません。
そこでまずは“感情を適切に消化させる”というステップを踏むことで、不安や怖さ自体を緩和させることができるセルフセラピーをお伝えします。
~感情消化法~
1)まずは深い呼吸を意識します。
2)次に、乗り物に乗るとき、身体のどのあたりで不安や怖さを感じているのか?
を探りだし、その部分に手をおきます。
3)不安や怖さを感じながら、
「私は不安を感じている、もちろん不安でいいよ。」
「私は怖さを感じている、もちろん怖くていいよ。」
というように、感じている不安や怖さという感情をそっくりそのまま認め、
口に出して唱え受け入れてしまいます。
4)何回かこれを繰り返し、不安や怖さが和らいでいくのをしっかりと感じていきます。
ちょっとしたコツとしては、「私は不安や怖さを感じても良いのだなぁ」という感じに、リラックスして気軽に実践してみることです。
「感情消化法」を習慣にし自分のものにしておけば、きっと大きなあなたの武器になりますよ。